ゴルフを続けていると、突然これまで普通にできていたショットができなくなる瞬間があります。私の場合、それが“バンカー”でした。今まで特に苦手意識はなかったのに、ある日を境に急に大叩きするようになり、ラウンドのたびに砂の中でもがく日々が続きました。原因を探る中で、サンドウェッジを見直すことを決心し、以前バンカー克服のために購入し、それから使用していなかったボーケイフォージド2017のKグラインドを久しぶりにバッグへ戻してみたのです。すると驚くほど簡単にバンカーから脱出できるようになりました。スイングを変えたわけでもないのに、クラブを替えただけでここまで違うのかと感動したほどです。この時ふと、「なぜKグラインドだとこんなに楽なのか?」「バウンス角だけでなく、ソール形状も関係しているのでは?」という疑問が湧きました。
これまでウェッジ選びでは“バウンス角”ばかりを気にしていましたが、“ソール”について深く考えたことはありませんでした。そこで改めて調べてみると、アイアンやウェッジを選ぶ際によく耳にする「ソール幅」と「バウンス角」は、どちらもクラブの“抜け”や“打ちやすさ”に影響するものの、実は着眼点が大きく異なることがわかってきたのです。
下記に私自身の気づきをもとに、ソールとバウンス角は何が違うのか? そしてクラブ選びではどこに注目すべきなのかを整理しながら、同じように悩むゴルファーのヒントになる情報をまとめていきます。
■ ソールは“接地面の広さ”を見る
ソールとはクラブヘッドの底面のことで、芝や地面と接触する部分です。ソール幅が広いほど接地面が大きくなり、クラブが地面に刺さりにくくなります。特にダフりがちなゴルファーにとっては、広いソールは心強い味方です。多少手前から入っても滑ってくれるため、結果としてミスが減りやすくなります。
一方、ソール幅が狭いクラブは操作性が高く、上級者が好む傾向があります。芝との接触が少ないため、意図した通りにヘッドを入れやすく、スピン量や球筋の調整がしやすくなるのが特徴です。
つまり、ソールを見るときの着眼点は「どれだけ地面と接するか」「どれだけ滑るか」という点にあります。私個人としてはソールが広いクラブは構えていて安心感がありますが、見た目が好みではない(スッキリしていない)のでアイアンはソールが広いものは使用していません(狭いというほどでもないです)。
■ バウンス角は“地面に当たる角度”を見る
バウンス角とは、ソールの後方がどれだけ地面から浮いているかを示す角度のことです。角度が大きいほど、クラブが地面に刺さりにくく、特にバンカーや柔らかい芝で効果を発揮します。
バウンス角が大きいクラブは、ヘッドが跳ねるように動くため、ダフりのミスを軽減しやすいのがメリットです。逆にバウンス角が小さいクラブは、ヘッドを低く入れやすく、薄い芝や硬いライでのコントロールショットに向いています。つまり、バウンス角を見るときの着眼点は「どれだけ刺さりにくいか」「どんなライに強いか」という点です。
私はボーケイフォージドのウェッジを使用していますが、Fグラインドをアプローチで使用する場合、バックスイング時にラフの抵抗が気になり、よくミスをしていました。そこでMグラインドに変更をするとラフの抵抗が気にならなくなり、アプローチのミスが激減しました\( ‘ω’)/
■ ソールとバウンス角の違いを一言でまとめると
- ソール幅:接地面の広さ → 滑りやすさ・抜けの良さに影響
- バウンス角:地面に当たる角度 → 刺さりにくさ・ライへの対応力に影響
どちらも似たような効果を持つように見えますが、実際には役割が異なります。
ソールは“面”の話、バウンス角は“角度”の話と捉えると理解しやすいでしょう。
■ どちらを重視すべきか?
結論としては、自分のスイングタイプとプレー環境で判断するのが最適です。
- ダフりやすい → ソール幅広め+バウンス角大きめ
- バンカーが苦手 → バウンス角大きめ
- 芝が薄いコースが多い → ソール幅狭め+バウンス角小さめ
- 操作性重視 → ソール幅狭め
ソールとバウンス角はセットで考えることで、クラブの性能を最大限に引き出せます。
ソールとバウンス角の違いを理解すると、クラブ選びが一段と楽しくなります。自分のスイングに合った組み合わせを見つけることで、ショットの安定性が大きく向上し、スコアアップにもつながるはずです。

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