転職エージェントとの付き合い方

　転職するかしないかは別として、自身の市場価値を把握することと、良い条件（機会）があれば転職をしようという目的で転職活動をしています。その中で、様々な転職エージェントとお話をする機会があります。転職エージェントも様々で、会社による違いもありますが、同じ会社であっても違いがあります。私が体験した中でエージェントに対する感想を以下に記述します。

１　会社別
　転職エージェントの会社も企業である以上会社ごとの特徴があります。
　ある会社は紹介する企業の業務内容やその歴史に詳しく、企業の内情や社内の雰囲気についても熟知しており、100％とはいきませんがそのエージェントに相談するとほぼその企業のことがわかります。ただし、ターゲットを絞っていることもありその企業のサイトから求人検索をしても分かりにくい上に掲載数が極端に少ないということもあります。
　別の会社は大手だけあり、求人の検索がしやすく、掲載数も多いため自身で活動しやすいという強みがあります。しかし、エージェントは良くも悪くも平凡で概要程度までは話せるが、質問事項に対する回答は面接の際に聞いてくださいと締めくくられるのみといったこともあります。
　一番最悪だった体験は現職と取引関係なのでこれらの企業は避けて案内をしてほしいという旨を伝えていたが、その企業に履歴書などを見せて案内をされてしまいました。それだけであればまだ良いのですが、私がそのことを指摘すると「履歴書などの情報が外部には漏れることはないと思いますが…」と開き直られたことがありました。普通であれば謝罪の1つでもするべきだと考えました。

２　エージェント別
　同じ会社のエージェントでも様々な特徴があります。
　求人情報を送信するだけの人もいますが、必ずWeb面談か電話を通じてコンタクトを取りたがる人もいます。どちらが良いかは人それぞれでしょうが、個人的にはコンタクトを取ろうとする人の方が一生懸命さが伝わる気がして好感が持てます。それにせっかくエージェントサービスを活用させていただくのだから、求人情報だけという一般的な求人サイトでできることで満足してはいけないと考えます。経験によって頼りになりそうな人やアドバイスが的確な人もいますがその逆もいます。良くも悪くも当たりはずれがあります。

　転職エージェントサービスを活用する中で、この会社は信用できる。この人と活動していきたい。またはその逆の感情を持つことがあります。そうした中でより自身に合ったエージェントと活動をすると良い相乗効果があります。転職エージェントとのやり取りを面倒だと感じてこのサービスを活用しない人が私の周りは半数以上です。そういった人は本気で転職をしようと考えていないのか。エージェントサービスのメリットを理解していないかであると思います。自身と合わないエージェントが担当となってエージェントサービスを辞めようと考えている人がいたら、辛抱して自身と合うエージェントが担当になるまで待つ。若しくは担当を変更してもらうなどしてより良い形でエージェントサービスを活用してより効果的かつ効率的に転職活動を進めていただきたいと思っています。